アメリカの死亡証明書とは
日本で日本人が死亡した場合、市役所に死亡届を提出します。
そして、戸籍謄本には死亡の記載がなされ、死亡者は死亡により除籍となります。
一方、アメリカには戸籍謄本がありませんので、アメリカ人がアメリカで死亡した場合、日本のように戸籍謄本に死亡の記載がされることはありません。
代わりに、死亡証明書(Death Cerfificate)というものが発行され、死亡者の氏名、生年月日、死亡場所等が記載されます。
死亡証明書の具体的なイメージ、内容は、下記URLを参照してください。
州により多少違いますが、基本的な内容はほぼ同じです。
(死亡証明書のひな型)
https://www.cdc.gov/nchs/data/dvs/DEATH11-03final-acc.pdf
アメリカの死亡証明書が必要となるケース
アメリカの死亡証明書の取り寄せが必要となる典型的なケースは、被相続人がアメリカ人の場合や相続人にアメリカ人がいるケースです。
この場合、日本の銀行預金相続手続きであれ、日本の不動産の相続登記であれ、アメリカ人の死亡証明書を要求されます。
日本ではあまりないでしょう?と思われるかもしれませんが、そうでもありません。
日本人でアメリカ人と結婚している方はたくさんいますし、アメリカでアメリカ人の夫または妻が死亡したらアメリカの死亡証明書の取得が必要となります。
また、アメリカの国籍法はアメリカで出生したらアメリカ国籍を取得することになっているので、アメリカで日本人同士の子供が生まれてもアメリカ国籍となることがあり、その方がアメリカで亡くなられた場合、アメリカの死亡証明書の取得が必要となります。
したがいまして、一般的な日本人の方が思うより、アメリカの死亡証明書が必要なケースは多いと思われます。
アメリカの死亡証明書取得の手続き
アメリカの死亡証明書の取得手続きは、日本とはかなり異なります。
アメリカの死亡証明書の取得は、誰でも行えるわけではありません。
なぜなら、死亡者にもプライバシーはあり、また死亡証明書を悪用して勝手に相続手続きをする可能性もあるからです。
そのため、死亡証明書の請求を行うには、フォームの記入のほか、IDの写し、相続人との関係の立証等、多くの作業が発生し、簡単にはできません。
そのため、相続の手続きがストップしてしまうことも少なくありません。
当事務所のサービス
でも、ご安心ください。当事務所では、死亡証明書の取得、翻訳を得意とする行政書士が在籍していますので、相続手続きに必要な死亡証明書の取得をスムーズに行います。
地域としては、カリフォルニア州、ニューヨーク州、ハワイ州などが多いですが、その他の州も対応しております。
どうか簡単にあきらめず、お気軽にご相談ください。
標準費用
アメリカ死亡証明書取得代行サービス:11万円+税