Q.私は、2004年にマンインベストメントのADPを契約して、3万ドルを投資しました。現在のレポートを見る限り、利益が出ているようです。
その後、様々な英文書類が送られてきました。
しかし、英語なので、書いていることがわからず、何もせず放置していました。
そして最近、本人確認の手続きなどをきちんとしないと、あなたのファンド持分を凍結し、取引を一時停止する旨の手紙が来ました。
私もこのまま放置ではいけないと思っておりますし、娘が大学に入学する予定なので、近日中にどうしてもまとまった資金が必要です。
そこで、マンインベストメントのADPファンドの凍結を解除したうえで、ファンドを解約するか投資を継続するか考えたいのですが、どうしたらいいでしょうか。
A.現在、2000年以降に契約したマンインベストメントのファンドの多くはBNYMELLONに事業譲渡されています(※但し、マンインベストメント社は歴史ある上場企業であり、現在も事業運営を続けています)。
したがって、あなたの場合は、マンインベストメントに連絡をとっても、凍結解除はできません。結局のところ、BNYMELLON社に連絡を取って、所定のファンド凍結解除の手続きを取る必要があります。
ここで「ファンド凍結」というと、もはやどうしようもないとあきらめてしまう人が多いようですが、実際はきちんと手続きさえとればファンド凍結解除はできますし、凍結解除後は解約可能(※もちろん凍結解除だけして投資を継続することも可能)ですのでご安心ください。
ただ、書類がそろっているかや住所や氏名の変更がないかなどにより、解約に至るまでの手間や時間は異なります。
当事務所では、10年以上にわたり、英文書類の翻訳やパスポート認証等の形で、マンインベストメントのファンドの解約のサポートを行ってきておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
(※当記事は、海外ファンドへの投資を推奨するものではありませんし、またすでに海外投資をしている方の解約をすすめるものでもありません。あくまで投資は自己責任であり、投資家自身の判断で行っていただくようお願いいたします)