サンタンデール銀行(Santander Bank N.A. 旧Sovereign Bank)は、スペインのSantanderGroupの完全所有子会社です。
拠点はボストンで、主な市場は米国北東部です。
かつては、米ドル、ユーロ、ポンドでの預け入れが可能で、VISAデビットカード付き当座預金、普通預金、通知預金(ポンドのみ)、定期預金などが開設可能で、日本人の口座ホルダーも多数いたようです。
特に、VISAデビットカード付き当座預金は当時はかなり魅力的だったようです。
また、ジャージー島のサンタンデール銀行では、インターネット上から依頼をすると、口座開設申込書をPDFで送ってくれるので、それに記入をし、必要書類とともに郵送する方法で口座開設ができましたので、現地に行くことなく口座開設することができました。今となっては信じられませんが、この手続きの簡便さも人気となった一要因かと思います。
一方で、最低預金額は5万ポンド(1ポンド160円として約800万円)からと、ハードルは低くない銀行であったのも事実です。
ただ、現在では、他にも同じようなサービスを行う銀行が出てきています。
また、当時口座開設した口座保有者が高齢化してきております。そして、もしそのまま亡くなった場合、ジャージー島の法律に基づき裁判(Probate手続き)により遺産処理をしなければならず、相続手続きには多額の弁護士費用と時間がかかります。
そのため、サンタンデール銀行に預けていた預金を早めに解約して日本に戻したい、という要望が増えてきています。
しかしながら、サンタンデール銀行の解約手続きはすべて英語で、かつ金融の専門用語が多数含まれているため、自分で解約の手続きをしようとしても、どうしたらいいのかわからず、困ってしまうケースも多いようです。
そこで、当事務所では、サンタンデール銀行の解約手続きでお困りの方のため、解約手続きをサポートするサービスを行っております。
これにより、お客様の手間を大幅に減らすことができますし、お客様の大切な資金が無事に送金されるまでの時間を大幅に短縮することができます。
もしこのような問題でお困りの場合は、一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。